別府湾を望む丘で「ととのい体験」
テント・サウナ始めました。
地元の薪を燃やして焼き石を作り、地下200mから汲み出される清らかな岩盤水を掛けます。
水には園内のカボスやハーブを混ぜ、オリジナルのサウナ体験が楽しめます。
えころっじ宿泊、キャンプ場ご利用のお客様用のオプションとして、ゆったりとした「ととのい」の時間を、お過ごしください。
1,500円/人(子供半額)
*8人までのグループ貸切、4人まで同時利用可能。
*利用サイト;
キャンプ場4カ所
エコスペース3カ所(ガレージ、ベランダ、屋内)
*ご利用は、キャンプまたは「えころっじ」ご利用のお客様に限らせていただきます。
また、デイキャンプ、日帰りBBQのお客様もご利用いただけます。
*ご予約は、各セクター(キャンプ、宿泊、BBQなど)の予約フォームからお問い合わせください。
〜 サウナの話 〜
人類は太古の昔から、「蒸す」「温める」という行為を通じて、身体と心を整えてきました。熱と水を用いて身体を温め、汗を流す行為は、文明や地域を越えて共通する人類の知恵と言えるでしょう。蒸気を用いた入浴文化は世界各地に存在します。古代ローマのテルマエ、トルコのハマム、ロシアのバーニャ、日本の蒸し風呂など、それぞれの風土に根ざしながら発展してきました。
その中でも、現在のサウナ(sauna)の語源となった、フィンランドのサウナ文化は、生活そのものと深く結びついた独自の発展を遂げてきました。フィンランドにおけるサウナの起源は、およそ二千年前にさかのぼるとされています。厳しい寒冷地に暮らす人々にとって、サウナは体を温めるための設備以上の存在でした。出産の場として、病を癒す場所として、さらには死者を清める神聖な空間として、サウナは暮らしの中心にあったようです。
フィンランドのサウナを語るうえで欠かせない概念が「ロウリュ」です。ロウリュとは、熱したサウナストーンに水をかけたときに立ち上る蒸気、そしてその場に生まれる熱と空気の変化を指します。それは単なる湿度調整ではなく、身体を包み込み、呼吸を通して内側にまで作用する感覚です。ロウリュを受けることで、生理学的に、人は深いリラックス状態へと導かれます。
二十世紀後半以降、フィンランドのサウナ文化は世界へと広がり、健康やウェルネスの観点からも注目されるようになりました。サウナ浴による血行促進や疲労回復、ストレス軽減といった効果が科学的にも示される中で、サウナは現代人の生活に新たな価値をもたらしています。
近年、こうした流れの中で注目を集めているのがテントサウナです。テントサウナは可搬性を持ち、川辺や森、湖畔など自然の中に設置できる点が特徴です。これは、かつてフィンランドの人々が自然と共にサウナを営んできた原初の姿を、現代的な形で再現したものと言えます。
サウナやロウリュ、蒸し風呂の歴史をたどると、それらは常に人が自分自身と向き合い、心身を整えるための場所であったことが分かります。情報にあふれ、速度を求められる現代社会において、蒸気に包まれ、静かに呼吸し、汗を流す時間は、失われがちな人間本来のリズムを取り戻す貴重なひとときとなります。